|  | 熱帯雨林の死 シコ・メンデスとアマゾンの闘い アンドリュー・レヴキン 早川書房 |
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アマゾンの自然破壊が問題になってずいぶんたつけど、これを読んで問題がかなり複雑だということがしみじみわかりました。シコ・メンデスという人は、もともとはアマゾンのゴム採取人なのですが、大農場主による森の大量伐採が行われると、自分たちの生活の糧であるゴムの木が生息する森がうしなわれてしまう、とうところから、それに反対する行動をおこし、やがて自然保護の旗手のようにあつかわれていった、といういきさつが克明に記録されています。結局、政治や利権とのせめぎ合いの中、最後にはシコ・メンデスの暗殺、という悲劇に至るわけですが、もとはゴムの採取人たちが自分たちの生活を守る、という非常に単純なことだったわけで、自然保護とはなんなのか、自然保護運動というのはどうあるべきなのか、ということを考えさせられてしまいます。ただ、木を切らなければいい、という問題ではないのですね。アマゾンに興味がある人には、ぜひ読んでもらいたい一冊です。 |
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| ジャングルで乾杯! 林美恵子 スターツ出版 |
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| ジャングルへ行く! 林美恵子 スターツ出版 |
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| アマゾンの不思議発見 林美恵子 スターツ出版 |
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| ジャングルまるかじり 林美恵子 幻冬社 |
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| なにもないけど、とても幸福 林美恵子 大和書房 |
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| アマゾン不良少女日記 林美恵子 双葉社 |
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| 日本で医者をしていた著者が、旅行でたずねたマナウスを気に入って移り住んで書いたアマゾン紹介。ほとんどの本に著者がアマゾンに住むにいたったいきさつが書かれているので、続けて読むとちょっとくどいかも。最初に書かれた『ジャングルで乾杯!』と『ジャングルまるかじり』がおすすめです。 |
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| アマゾンの戦争 熱帯雨林を守る森の民 シコ・メンデス トニー・グロス編 神崎牧子訳 現代企画室 |
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| アマゾンの歌 角田房子 中央公論新社 |
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| オーパ! 開高健 集英社文庫 |
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| アマゾン川紀行 原始の川を診る 森下郁子 日本放送出版 |
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| アマゾンクライマックス 醍醐麻沙夫 新潮文庫 |
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| アマゾン音楽漂流記 のなか悟空 情報センター出版局 |
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| 鳥頭紀行ジャングル編 西原理恵子 スターツ出版 |
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| マンガ。これがブラジルだ!アマゾンだ!と思うとちょっとまずいんですけど、マンガとしてはかなりおもしろいです。 |
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| アマゾン川に抱かれて マナオス日本人学校の三年間 三浦光俊 近代文藝社 |
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| アマゾン開拓は夢のごとし 安井宇宙 草思社 |
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| アマゾン漂流日記 坪井伸吾 窓社 |
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| アマゾン河楽園探検 橋本イ善元 健友館 |
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| アマゾン見聞録 ベレンからの報告 岸田鉄也 リトル・ガリヴァー社 |
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| アマゾンの船旅 高野秀行 ダイヤモンド社 |
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| 巨流アマゾンを遡れ 高野秀行 集英社文庫 |
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| これは上の『アマゾンの船旅』とほぼ同じものです。 文庫版出版にいたる経緯、というか、一応ガイドブックであった『アマゾンの船旅』出版のいきさつなどが巻末にのっているんですが、図書館で『船旅』を借りて読んだあと、実際にアマゾンで船に3日ほど乗ったわたしの経験では、たしかにガイドブックとしては役にたたなかった…ような記憶があります(笑)(だから、ガイドブックの欄ではなくて、こっちに入れてあるわけです。まあ、わたしは「そういうもんだ」と思って読んだので、べつに「なんだよ、こんなのガイドブックとして使えないじゃん!」とは思わなかった)。
文庫では、ガイドブックの部分はスッパリ切り落とされていまして、純粋にアマゾン河口から源流までさかのぼった旅の紀行文になってます。文庫で手に入りやすいし、なかなかおもしろいので、けっこうおすすめ。しかし、今回読み返してみると、「うーん、この反応、日本男児だなぁ…」と思う箇所がいくつかあっておかしかったです。
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| アマゾン万華鏡 在伯六年の備忘録 曽塚啓二 文芸社 |
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| アマゾネンセ 北林寛司 北國新聞社出版局 |
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| 読みにくい文章だな、と思いながら読んでいたんですが、内容のおもしろのおかげで気にならなくなり、さいごにはその文章さえ結構楽しんでしまいました。熱帯雨林での開拓者の生活が生き生きと描かれていて、とくに食べ物とか動物についての記述がおもしろいです。ただ、この人が、アマゾンでは、という場合、だいたいベレン周辺のアマゾンをさしてますね(わたしがしばらく滞在したマナウス周辺の熱帯雨林とは植物相がちょっと違うみたい)。
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| アマゾンには森がない 原後雄太 実業之日本社 |
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| アマゾンの森林破壊の最前線に6年半の間滞在し、その実態を調査した著者による報告と提言。著者は、アメリカの一流銀行の経済アナリストだったのが、現場を知ることを求めてアマゾン奥地までたどりついたという経歴の持ち主だけに、無秩序な森林破壊が行われるにいたった歴史的文化的背景や、世界銀行の功罪、ブラジルの政府や政府機関の問題、NGOの内情など、広い視野から冷静にわかりやすく書かれています。とくに“森は汚い”という感じ方については、そういやたしかに森を切ることをlimpar(リンパール:掃除する)と言うし、それに『果てなき大地』(ジョルジェ・アマード著)でも、森が恐怖の象徴のように描かれていたな、とみょうに感心してしまった。ブラジルの政府機関や、森林に関する政策、税制などについても、そうだったのか、と気づかされることが多く、大変興味深い本でした。ただ、わたしとしては、広い意味で森林を使うことこそが保護になるという部分をもっと具体的に読みたかったので、最後はちょっとものたりない感じがしたかな。97年刊の本なので、そうした動きにまだそれほど具体的な成果が出ていなかったせいもあるのかも。その後について書いた本も読みたいです。ネットでは、著者が代表をしている日本・ブラジルネットワークのサイトで、いろんなプロジェクトや活動、現地の動きについて知ることができます(最近更新されてないみたいだけど…)。 |
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| ブルドーザーが来る前に 世界銀行とナンビクワラ・インディオ デイヴィッド・プライス 斉藤正美訳 三一書房 |
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| これが本当なら、かなりげんなりする話です。上の『アマゾンには森がない』にも出てきたポロ・ノロエステ計画がどう進んだか、FUNAI(インディオ保護局)と世界銀行がどう進めたか、ということが、ナンビクワラ族(ポロ・ノロエステ計画の影響をモロに受けたインディオ)にくわしい人類学者の経験を通して書かれています。
先住民族と開発というのは、色々むずかしい問題なのはたしかなんですが、この本に出てくるように、政治的意図にふりまわされるだけでなく、あきれるような怠慢さに運命を左右される人々がいるっていうのが、なんともやりきれません。ちらっとですが、日系の農場主とかも出てきまして、移民の歴史を知っていると、この問題の難しさってのがあらためて感じられます。 |
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| イルカと墜落 沢木耕太郎 文藝春秋 |
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| アメリカの同時多発テロから少したったころ、沢木耕太郎さんがアマゾンで墜落した、というニュースに驚いた記憶がある人は多いと思うんですが、この本は、タイトルどおり、そのときのてんまつを書いたものです。正確にいうと、沢木さんは、テレビ取材のため、二回にわけてブラジルに行ったわけですが、その一回目の旅が「イルカ記」、墜落した二回目の旅が「墜落記」としてまとめられています。「イルカ記」ではアマゾンの未接触インディオと接触するか否かを決めたり、必要なときは接触を試みているポスエロ氏という人物の取材を通して、そうした問題の一端にふれ、ポスエロ氏のインディオに対する思い、それを含む世界観などが語られますが、なにしろ、テレビの取材なので行動も日にちも限られていて、さすがにそう突っ込んだところまではいってません。「墜落記」のほうは、そのポスエロ氏のプロジェクトに同行する途中で墜落し、その前後が語られるわけですが、墜落して運び込まれた病院の部分が(こういってはなんですが)おもしろかったです。
この番組ですが、この本のあとがきにある三回目の取材を行ったうえで、最近二つの番組として放映されました。オクラ入りにならなくて本当によかった。 |
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| アマゾンのほほん熱風録 堤剛太 無明舎 |
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| アマゾン流域最大の河口の街ベレンに暮らす著者のエッセイです。帯に「ワニもインディオもジャングルも登場しない日系人のアマゾン暮らし」と書かれていますが、そのとおりの内容です。とはいっても、やはりアマゾンはアマゾン。気候や食べ物、南部とはちがう生活がつづられていて興味をひきます。意外とないんですよね、こういうの。あと、著者がブラジルに住み着くにいたった経緯のほか、日系移民の話もたくさんでてくるので、そちらに興味のあるかたもおもしろく読めるのではないかと思います。ちなみに、著者は「日本一短い手紙コンクール」の一筆啓上賞を受賞された方で、その応募と受賞のときの話ものってます。 |
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| アマゾン 生態と開発 西沢利栄・小池洋一 岩波新書 |
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| アマゾンの歴史から始まり、副題どおり生態と開発について書かれた本です。しっかりと書かれているにもかかわらず、とてもわかりやすく、新書でそれほど厚い本でもないのにうまくまとまってます。アマゾン入門にはぴったりな好著です。 |
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